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2025年10月第1週の相場解説:日経と米株の動き、為替と政治リスクが資産に与えた影響

こんにちは。今回も「積立をコツコツ続ける」スタンスで相場を振り返ります。今回は 2025年10月6日〜10月10日 の一週間を中心に、日本と米国の株式市場、為替、政治・経済ニュースがどのように作用したかをグラフと合わせてわかりやすく整理します。


今回の運用差

💹 運用実績の変化

  • 前回運用収益額:983,801円

  • 今回運用収益額:1,097,352円

  • 今回積立額:50,000円

👉 含み益の純増は
1,097,352 − (983,801 + 50,000) = +63,551円

👉 運用収益率は
55.8% − 51.3% = +4.5pt増

つまり、積立分を加味しても約6.3万円のプラス
市場全体の上昇に連動した健全な増加です。


週の相場概況

  • 米国株(S&PNASDAQ・Dow):週の後半にかけて大きめの調整(特に金曜)を観測。トリガーは再燃した米中貿易懸念とそれに伴うテクノロジー関連の売り。S&Pは週末にかけて急落し、ナスダックはテック株の下落でやや大きな下げを記録しました。Investing.com+1

  • 日本株(日経225):週前半は比較的堅調、週中に為替の円安進行が追い風となる日もありました。週末の米国ショックでグローバル・リスク回避が広がると、短期的に調整が出る場面もありました。日経平均株価指数+1

  • 為替(ドル/円):週を通して円安への動きが続き、150円台前半〜153円近辺までの変動がありました。政治(日本の政局)や米国のリスクオフが混在し、為替もボラティリティを示しました。Twelve Data


週を動かした主要ニュースと、それが株価に与えた影響

1. 米中関係の悪化(関税・供給網懸念)

金曜日に米側の対中関税や取引制限の強化懸念が浮上し、テクノロジーや素材関連で売りが出ました。ナスダックや半導体関連の下落が目立ち、これが米大型指数の急落につながりました。短期のボラティリティが高まる典型的なケースです。ファイナンシャル・タイムズ+1

2. 日本の政治・財政観測(市場は“拡張的な政策”警戒)

国内の政治展開(与党の動きなど)を受け、マーケットでは財政拡大=国債増発→長期金利上昇というシナリオが意識され、円安・債券利回り上昇が観測されました。輸出株には追い風、しかし金利上昇は一部セクターで重しになります。Reuters

3. FRB観測と米国内の不透明要因

市場は「利下げ期待」と「経済指標の不確実性(政府機関の一部停止)」を同時に織り込む状況。利下げ期待はリスク資産を支えやすい一方、政治的ショックは一気にリスクオフへと転換させ得ます。結果、ポジション管理が重要になりました。Investing.com+1


今週を踏まえて

  1. 積立は続ける:今週は積立分(5万円)増加しています。長期のリターンは日々の上下よりも積立の継続性に依存します。

  2. イベント前は過度に傾かない:米中リスクの再燃やFOMC前は短期の振れ幅が拡大。主要イベント前のポジション管理を検討しましょう。

  3. セクター別のリスク確認:テックや半導体など成長株に比重が高いと今回のような相場で影響を受けやすいので、比率を確認。

  4. 為替影響を意識:円安は輸出株にはプラス。海外資産の円換算額は為替で大きく変わるためチェックを。Twelve Data


4) 各主要指数(2025-10-06 → 10-10) 

日経225

日経225(Nikkei):週前半は堅調、円安が支えとなったが、週末の米国ショックで一時調整。輸出関連は比較的強さを保つ。日経平均株価指数

S&P500

S&P500:週の前半は高値圏で推移したが、週末の地政学リスク・貿易リスクの再燃で急落。短期的にはボラが高まった。Investing.com

ナスダック

NASDAQ:テック比率が高く、米中懸念の影響を強く受けた。週末にかけて大きめの下落を記録。Investing.com

ダウ平均

Dow Jones:大型景気敏感株が混在する中で総じて下押し。週末の売りで週間下落幅が拡大。FRED

ドル円

USD/JPY(ドル/円):円安基調が続き、150台前半〜153付近を推移。政治・財政観測が為替に即応する局面だった。Twelve Data


5) 使った主要出典

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