もん・モン・monkey

ボクと、モンキー。ときどきえすぶい

オイルの粘度

998sの足りなかったオイルも無事?購入し、追加することができました。
さて、写真の右下に書いてある数字10w-50
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大体の方がご存知だと思いますが、改めてその意味を書いてみようと思います。
まず、10w-50の10wの部分ですが、これはwはwinterの頭文字ですね。
winter=冬=寒い
という訳で、オイルが冷たいときの粘度=オイルの硬さを示したものとなります。
大体、市販品のものは0w、5w、10wといったところが一般的ではないでしょうか。
この数字が、小さければ小さいほど、オイルが冷えているときにサラサラしています。

では、10w-50の50の部分はというと、
これは、オイルが高温になった時にどれくらいドロドロしているか=油膜を維持できるか
ということになります。
だいたい、一般的なのは30,40,50くらいでしょうか。

ですので、高回転を多用する低排気量・多気筒車や、熱量が多い大排気量車は、
後ろの数字が大きいほうが理想的だと思います。
じゃぁそれ以外だったら、小さい数字のほうで良いかというと一概には言えませんが・・・(人によってエンジンを回す人がいたり、回さない人もいるので)
ただ、ひとつだけ言えることがあります。
それは、同じ粘度の車用のオイルが安いからといって車用のエンジンオイルを入れないことです。
その理由として、バイク用のオイルはクラッチがすべらないように作られているからです。
バイクのクラッチは、車と違ってエンジンオイルに漬かっています。
エンジン内部はオイルで滑らせなくてはいけないのに、同じエンジン内部にあるクラッチは滑らせてはいけないという矛盾の塊。
逆に車のクラッチは、乾式クラッチでエンジンオイルには漬かっておりません。
なので、オイルですべらせ放題なのです。
バイクに車用エンジンオイルを入れると最悪、クラッチがすべり走行不能なんてことになりかねませんので・・・

オイル交換を自分でやり始めて何年も経ちますが、
なら、クラッチの無いスクーターや998sのように乾式クラッチの場合は、車用を使っていいのでは?
と疑問に思って、入れようと何度も思っていますが、なかなか実行に移せません。
実際大丈夫だとは思いますが、ちょっと不安になりますよね。







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